11−11住宅からエコを考えるvol.2

住宅からエコを考える2回目は建築廃材について書いていきたいと思います。


住宅を建てる時必ず必要になるものは建築材料です。
なかでも主に、木材は建築材料のうちの多くを占めています。
その木材について、住宅がその役割を終えて、壊された後にどこに行くのでしょうか、またどのように、処理されているのでしょうか。


使用済みの建築材料は多くの場合、捨てられていました。
その量は総廃棄物量の中でも多くの割合を占めています。
そこで、しかし建築材料の中でも再使用できるものも多くあることが
わかり、利用可能な建築廃材を再使用しようという取り組みが
行われるようになりました。

今では多くの建築会社やリフォーム会社が建築廃材に目をつけ
いろいろなリサイクルが行われています。

また珍しいリサイクルの例として、住友林業と住友共同電力などが
住宅の廃材などを燃料とする「バイオマス発電所」新設するという取り組みが
行われています。バイオマス発電は木材など生物由来の燃料を使う発電方法
で、木材の再利用につながります。
燃料となる木材は、首都圏ででる建築廃材を中心に調達し、チップに加工して
利用するそうです。



このほかにも建築廃材でバイオエタノールを作るなど、
いろいろな建築廃材のリサイクル行われているようです。




戸建て住宅の解体廃棄物に関する実態調査↓
http://www.rs.noda.sut.ac.jp/~inoue-m2/pdf_kobayashi/Kobayashi_aij_2004_03.pdf

東京新聞バイオマス発電↓
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20081128/CK2008112802000089.html

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